羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

旅へ誘われる本(海外編)

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 世の中の話題が「インバウンド」(訪日外国人旅行)に向かうのは、経済上当然のことでしょう。

 しかし「アウトバウンド」がその割にあまり取り上げられないのは、いろいろな事情や原因があるのでしょうか。いずれ、個々の判断や都合によって足が向くか向かないかが決まります。

 

 それでもなお、「旅」は人間と結びつき、精神の高揚をもたらしてくれることは間違いないです。

 

 さて、今日の一冊目はこれです。

 

「旅の効用」

 ペール アンデション∥著 畔上 司∥訳 草思社2020/01

  不機嫌という病を治すには、自分の安全領域から外に飛び出すことだ-。世界を旅したスウェーデンのジャーナリストが「人が旅に出る理由」を重層的に考察した、味わい深い旅論。読めば放浪したくなる旅行記22点も紹介する。

 副題として「人はなぜ移動するのか」とあります。魅力的な本だと思いました。

 

 

「今こそもっと自由に、気軽に行きたい」と題されている本がこれです。

 

「海外テーマ旅」

 小林 希∥著   幻冬舎2020/06

 やりたいことを決めて出かけると、旅はもっともっと楽しくなる! バルト三国の雑貨をめぐるバス旅、ギリシャの猫と出会う癒しの島旅など、旅作家・小林希がテーマを決めて訪れた13ケ国の旅を、写真とともに綴る。

 

 旅の楽しさと充実感を、書名に込めている2冊を紹介しましょう。

 

「人生で大切なことは、すべて旅が教えてくれた」

 有川 真由美∥著   幻冬舎2016/09

 旅をすれば、これまで見えなかったことが見えてくる-。人気作家が、台湾、ギリシャ、フィリピン、イスラエルを旅して綴った、生き方を変えるエッセイ。

 

 

「旅がなければ死んでいた」

 坂田 ミギー∥著   ベストセラーズ2019/07

 「自分と違う価値観で生きるひと」に出会う旅で見つけた、幸せに生きるための「気づき」とは。アラサー・独身・彼氏ナシの女性バックパッカーによる、生きづらさを溶かす「世界一周ひとり旅」の記録。

 

 すぐには行けない「旅」かもしれませんが、本で少し雰囲気を味わうことは可能ですよ。お気軽に手に取ってみてください。

 

 ご利用、お待ちしています。