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年度末ものこり3日。いよいよ押し詰まってきましたね。
じっくり今年度の余韻に浸る方もいらっしゃるでしょうが、ここは前向きに「四月」をテーマに蔵書紹介してみます。
まずは「親子」で読んでみたい本を2冊挙げてみましょう。
「ドキドキ新学期」
3年生の新学期を迎えたタケシ。平凡でなにごとにも自信の持てないタケシは、天才の妹・春が作ってくれたタイムマシンで、1年生の新学期にタイムスリップして自信を取り戻すが…。巻末に「4月のまめちしき」を収録。
本をもとに、新年度・新学期を展望する…いい時間が作れそうです。
「4月のえほん」
長谷川 康男∥監修 PHP研究所2011/03
4月の別名は卯月(うづき)。卯月とは卯の花、すなわちウツギという植物に花が咲く時期という意味だといわれます。本書は、「12カ月のえほん」の1冊として、4月の行事、自然、旬の食べもの、遊びなどを絵で楽しく紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。
4月のことを知り、いろいろ身近なものと照らしてみるには、最適の絵本です。
では、中高生や大人向けに読み物を…「四月」とついた題名の図書から紹介しましょう。
人気作家の小説です。
「四月になれば彼女は」
川村 元気∥著 文藝春秋2016/11
はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と。時を同じくして、婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも劇的な変化がおとずれ…。
周知のように、秋田に関わりの深い作家が、約十年前に発刊した一冊です。
「二月の雪、三月の風、四月の雨が、輝く五月をつくる」
内館 牧子∥著 潮出版社2012/03
雪が降り、風が吹き、雨が打つから人生は輝く。読売新聞連載の人気エッセイ「仙台だより」待望の単行本化。54歳で東北大学大学院入学、同大相撲部監督就任、大病に倒れるも克服、そして3.11-
時間的には忙しいでしょうが、心に余裕をもつために一冊いかがですか。