羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

空を見上げて本を読む

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 情報化社会のなかでも、特に身近に感じる一つに「気象」があります。

 天気予報は昭和、平成、令和と着実に進歩していると誰しも感じているのではないでしょうか。

 今日3月23日は、「世界気象デー」

 (なお、気象記念日は6月1日です)

   お天気のことを中心に蔵書紹介をしてみます。

 

 まずは、メディアなどからの情報に頼らずに「空」の様子を確かめたいという方にはこの一冊はいかがでしょうか。

 

 

「今の空から天気を予想できる本」

  武田 康男∥著   緑書房2019/08

 あっ、にゅうどう雲! この後の天気は晴れ? 雨? 天気を予想するための観察アドバイスが満載。実際にあった天気の写真89例を見開きで掲載し、観察のポイントをわかりやすく示して、今後予想される天気の変化を解説する。

 

 

 気象予報士という職業もずいぶんと一般的に知られるようになりました。

 児童生徒向けに、キャリア教育を意識した本は結構あります。しかし、大人向けに書かれたこの一冊もドンとしていますね。

 

気象予報士の天気学」

  西本 洋相∥著   成山堂書店2004/05

 「天気」の初歩から最新の予報技術までをやさしく解説。気象予報士試験に新しく加えられた「季節予報」もサポート。気象庁で活躍する著者ならではの予報の現場に欠かせない知識の数々。

 

 

 さて、お天気のこと言えば、こんな本もあるんです。

 

「気象災害から身を守る大切なことわざ」

  弓木 春奈∥著  河出書房新社2017/12

 NHKラジオ「先読み!夕方ニュース」で伝えた、天災地変から生き延びるヒントをまとめた一冊。気象災害から身を守るために覚えておきたい、全国各地のことわざや言い伝えをやさしく解説します。

 

 さらには、こんな一冊も…

 

「『天気が悪いと調子が悪い』を自分で治す本」

  佐藤 純∥著  アスコム2022/03 頭痛、めまい、首・肩こり、だるさ、気分の落ち込み…。その不調は天気のせいかもしれません! 1万人を治療してきた「天気痛ドクター」が、天気の変化による不調を自分で治す方法を伝授。気象病チェックつき。

 

 気象、天気と人間は切り離せないのは、ごく当たり前のことですが、広い範囲で人間に関わり合っていると改めて思わされます。