羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

明治5年12月の「衝撃」

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 「カレンダーの日」が出来たのは、昭和63年。

 全国団扇扇子カレンダー協議会が定めたのですが、なぜ12月3日にしたのかというと、当然「史実」に基づいています。

 

 日本で現在使用している太陽暦が採用されたのは1872年(明治5年)のこと。当時、政府は「来る12月3日を新暦太陽暦)の明治6年1月1日とする」と発表しました。それまで太陰太陽暦ですべてが動いていたのに、わずか23日後から暦が変わることになり、その混乱ぶりは想像以上のものだったようです。

 

 もう150年前ですので、存命の方はいらっしゃらないわけですが、ずいぶんと混乱したのかもしれません。

 もっとも、地方に暮す人々がそのことを知り、太陽暦が根付いていったのはかなり後だったと予想されます。今でも「旧暦」にそった様々な行事、慣習が大切にされ、日本の文化として息づいているわけですから、我が国の吸収力や順応力は改めてさすがだなと思います。

 

 さて、カレンダー、暦にかかわる図書を紹介していきます。

 

 まずはこの一冊。

中牧 弘允∥著  白水社 2008/07

 この地球にはたくさんの時間があふれています。眼に見えない時間の流れを、古今東西のカレンダーをとおして楽しんでみませんか。

 

 

 次は児童生徒向けの一冊ですが、大人向けとしてもこの本は十分面白いです。

 

いけがみ しゅんいち∥文 せきぐち よしみ∥絵  福音館書店 2012/01

 いつも使っているカレンダー。30日の月と31日の月があったり、2月がそれよりも短かったり...カレンダーの基本がわかる絵本。

 

 

 大人なら知っておきたい、「暦」の読み方はこちらで。

エイ出版社  2015/02

 豊かな感性に育まれ、知恵と工夫が込められた日本の暦を紐解いてみよう! 美しいにっぽんの季節を表す二十四節気、七十二候の言葉を中心に、季節の風景、動植物、行事、祭り、食べ物を、イラストや写真とともに解説します。

 

 さて、小説では次の一冊が有名ですね。

 以前、読んだ方も多いと思いますが、映画化もされた作品ですし、エンタメとしても楽しめると思います。

 

冲方 丁∥著  角川書店 2009/11

 江戸時代前期の囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲の生涯を描く。

 

 何かテーマを持って読書してみるのも、一つの愉しみ方です。

 どうぞ図書館をご活用ください。