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◆8月は西馬音内盆踊り期間中の16日~18日は休館です。15日も月曜で休館です。
お盆に入りました。お盆中そして終戦記念日も含めて、少し時間をとってこの時期にふさわしい本を読んでみようかなとお考えの方に、図書館からのお薦めとして、三冊紹介します。
急がず、時々目を瞑ったりしながら、読書するのも一興ではないでしょうか。
まずは人気作家の書いた一冊から…
切ない恋に苦しんでいた大学院生の岡田一心は、ハリウッドで活躍した伝説の女優「和楽京子」と出会った。一心は、気がつけば、彼女のことばかり考えていて…。
途中から物語の遠景として、戦争・原爆が姿を現してきます。
昭和史を想うという一面もある読み応えのある一冊です。
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。
話題となったコミック3巻揃っています。気軽に読めるタイプとは言えませんが、じっくりとご覧になれます。
次は絵本です。
ロンドは、ほかにはないすてきな町。町にすんでいる人はみんなやさしくて、花をそだてたり、鳥や草木に話しかけたりします。ところが、ある日とつぜん、「戦争(せんそう)」がやってきたのです。町を心からあいするダーンカ、ジールカ、ファビヤンの3人は、知恵(ちえ)と能力(のうりょく)をつかい、ロンドをくらやみからすくいだそうと…。
ウクライナの作家が子どもたちに向けて書いた平和と戦争の絵本です。
ぜひ、家族一緒に読んでほしい一冊です、