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◆8月は西馬音内盆踊り期間中の16日~18日は休館です。
夏休みも「お祭りモード」が近づいてきて、気分が高まっている人もいるでしょう。しかし、コロナ感染の注意度もそれ以上に高まっています。
家や図書館などの施設での暮らし方も考えたいですね。
さて、中高生向けのお薦め第二弾です。
前回も書きましたが、成人でも十分読みごたえがあります。また、作者や紹介文に惹かれたら、ぜひ関連本も手に取ってみてください。
【中高生におすすめ】②
「海獣学者、クジラを解剖する。」
田島 木綿子∥著 山と溪谷社 2021/08
「田島さん、クジラが打ち上がったよ!」 電話1本で海岸へ出動、クジラを載せた車がパンク、帰りの温泉施設で異臭騒ぎ…。日本一クジラを解剖してきた研究者が、七転八倒の毎日とともに海の哺乳類の生態を紹介する。
フィクション以上に面白そうな仕事と日常です。
「天地ダイアリー」
ささき あり∥作 フレーベル館 2018/11
木下広葉、潮風第一中学1年A組。マスクをしないと家から出られないぼくは、スクールカーストのなかで下層にいる。淡々と作業をすればよさそうな栽培委員会に入ったけれど、そこは個性的なメンバーばかりで…。
物語に照らし合わせて、自分の現在を考えられるでしょう。
「答えは本の中に隠れている」
岩波ジュニア新書編集部∥編 岩波書店 2019
友達や恋愛、部活のこと、進路や将来のこと…。「毎日、楽しく生きたい」「好きなことだけしたい」のに、悩みや迷いが尽きない中学・高校時代。学校現場や相談窓口で10代に寄り添う12人が、答えだけでなく、希望や生きる上でのヒントが詰まった本をテーマ別に紹介する。
まさに「読書案内」のための一冊と言っていいでしょう。
答えを見つけることは簡単ではありませんが、道しるべにはなるはずです。