羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

「雲」で楽しむ読書

◆基本情報・利用案内◆蔵書検索・ネット予約等は「リンク」からアクセスできます。

 

 夏空、秋空…そのあたりは、空や雲の造形に感心することが多いのですが、昨日の朝、図書館前から、こんな雲を見かけました。

 

 なんとなく ×に見えたので、思わずパチリ。

 

 

 さて、空や雲などに関する著書は、意外と多くあるはずなので、少し調べてみました。

 まずは、このシリーズから…

「世界でいちばん素敵な雲の教室」

 荒木 健太郎∥〔著〕  三才ブックス 2018/0

 雲は空を見上げればほとんど毎日出会える、身近な大自然。雲のしくみから美しい空との出会い方、雲で天気を予想する方法まで、雲と空に関するさまざまな知識を紹介します。解説動画が見られるQRコードつき。

 

 

 こうした本は、結構出版されていて、こんな書名の本もありました。

「『雲』の楽しみ方」

ギャヴィン プレイター=ピニー∥著 桃井 緑美子∥訳  河出書房新社 2007/07

 

 

 こどもも読める内容として、こんなぴったりの一冊もあります。

 上で紹介して「世界でいちばん~~」と同じ著者が書かれています。

「すごすぎる天気の図鑑」

 荒木 健太郎∥著  KADOKAWA 2021/04

 昨年発刊されたばかりの本で、ご家族で楽しめそうですね。

 空や雲、天気は、とっても身近だけど、じつは知らないことがたくさんあります。「雲は何でできている?」「虹(にじ)を見るにはどうしたらいい?」「「大気の状態が不安定」ってどんな意味?」など空にまつわるギモンに、写真やイラストを交えながら、わかりやすく答えます。

 

 

 「科学」よりも…とお考えの方には、「雲」を題した小説を一つ紹介しましよう。

「雲を紡ぐ」

 伊吹 有喜∥著  文藝春秋 2020/01

 壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか? 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる、親子三代の心の糸の物語。

 

 

 実物としても、比喩としても、「雲」はとても大きく変化ある存在としてあるようです。

 何かテーマをもって、読書を進めることも面白いと思います。