羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

立春・五輪・挑戦!

◆1月26日(水)より当面の間、「貸出・返却のみ」の対応となります。ご了解ください。

◆今月は2月13日(日)まで、貸出冊数無制限(ただし新刊は3冊まで)を実施しています。

◆2月14日(月)~18日(金)は、蔵書点検のため臨時休館です。

◆基本情報・利用案内◆蔵書検索・ネット予約等は「リンク」からアクセスできます

 

 

 今年も雪のちらつく立春となりました。

 

 昨日から競技は開始になっているようですが、いよいよ今日は北京五輪の開会式です。

 アスリートたちの努力が報われるように願いたいのですが、感染拡大のなか、心配なことも多いですね。

 

 今日は、冬季五輪に関する資料などを紹介したい…と思いつつ、実際、それに特化したものはほとんどなく、ここは一つ「挑戦」という大きなテーマで新刊書を取り上げてみます。

 

 まず、こちらの一冊。

「挑戦 常識のブレーキをはずせ」

 山中 伸弥・藤井 聡太∥著  講談社2021/12

 まだ誰も見たことのない景色を見るために-。年齢も活躍する分野も大きく異なるノーベル賞受賞研究者と若き天才棋士が、勝負のあり方から若返りの可能性、人工知能の未来、人間の可能性までを語り合う。

 

 非常に読みやすく、それでいて二人の熱量がつたわってくる一冊でした。

 

 

 スポーツつながりでは…この本も昨年出版されたばかりです。

「彼方への挑戦」

 松山 英樹∥著  徳間書店2021/08

 壁を越えるメンタルの源とは? プロゴルファー・松山英樹が、ゴルフとの出合いからマスターズ制覇までの知られざるエピソードを、自らと向き合い余すところなく綴った自叙伝。

 

 メンタルの強さを学びたいと思っている方々、おススメの一冊です。

 

 この本も新刊です。我が国の偉大な先達の「挑戦」に敬意を表したいものです。

北里柴三郎

 上山 明博∥著  青土社2021/09

 19世紀末、香港を襲った致死性の感染症の最前線にたち、ペスト菌を発見した細菌学者・北里柴三郎の評伝。厖大な資料を詳細に調査し「感染症学の巨星」の足跡と実像を明らかにするとともに、その思想にまでも迫る。

 

 

 いや、どうしても冬季五輪関係でなければ…という方には、前回の五輪前に出されたこの本はいかがでしょうか。

 

「チーム・ブライアン」

 ブライアン オーサー∥著 野口 美惠∥訳  講談社2017/01

 あの笑顔の理由、あの雄叫びの真相、あの激闘の舞台裏…。羽生結弦ハビエル・フェルナンデスのコーチである著者が、2人の愛弟子とともに、スケートの歴史を塗り替えてきた2年半の旅路を語る。

 

 羽生選手の歩んだ道を知る上でも貴重な一冊です。