羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

スポーツ見る?スポーツ読む?

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 賛否両論渦巻くなか、そしてコロナ感染の拡大するなか、まさに歴史的な五輪大会が開催されます。

 

 図書館としては、TVなどで競技観戦なさる合間に、ぜひ読み物としての「スポーツ」にも関心を払っていただきたいと、蔵書紹介をしてみたいと考えました。

 

 

 スポーツで検索をかけると、書名にあるだけでもゆうに100冊を超えます。

 それは、若い方、児童生徒向けの図鑑的な資料や上達本、そして各競技の記録等も含まれるからです。

 

 

 ここでは、視点を「読み物」として、数冊紹介しましょう。

 

 まずは昨年発刊された、名ノンフィクション作家の短編集です。

「たった一人のオリンピック」

             山際 淳司  KADOKAWA2020/08

 

 

 親子対話形式で進む、こうした本も読んでほしい一冊です。中高生向きとはいえ、大人でも考えさせられる内容です。

「ルールはなぜあるのだろう」大村 敦志  岩波書店2008/12

 

 

 外交関係がいろいろ取沙汰されていますが、隣国との関係を考えていくうえでも貴重な一冊がこれです。

「魂の相克」 大島 裕史   講談社2012/02

 

 

 

 スポーツにつきものの実況中継。こうした視点でスポーツを考えることも面白そうです。サッカー中継の名アナウンサーが綴っています。

「スポーツアナウンサー」山本 浩 岩波書店2015/10

 

 

 最後に、シンプルな「絵本」を一冊。

 教育学者ブルーナの著した、実に明快な本を、お子さんと一緒にいかがですか。

 

「すぽーつのほん」ディック ブルーナ  福音館書店2016/03

 

 五輪のTV観戦に疲れたら?、ぜひ図書館に足を運んで、本で心を落ち着けてください。