◆基本情報・利用案内◆蔵書検索・ネット予約等は「リンク」からアクセスできます
賛否両論渦巻くなか、そしてコロナ感染の拡大するなか、まさに歴史的な五輪大会が開催されます。
図書館としては、TVなどで競技観戦なさる合間に、ぜひ読み物としての「スポーツ」にも関心を払っていただきたいと、蔵書紹介をしてみたいと考えました。
スポーツで検索をかけると、書名にあるだけでもゆうに100冊を超えます。
それは、若い方、児童生徒向けの図鑑的な資料や上達本、そして各競技の記録等も含まれるからです。
ここでは、視点を「読み物」として、数冊紹介しましょう。
まずは昨年発刊された、名ノンフィクション作家の短編集です。
「たった一人のオリンピック」
山際 淳司 KADOKAWA2020/08
親子対話形式で進む、こうした本も読んでほしい一冊です。中高生向きとはいえ、大人でも考えさせられる内容です。
「ルールはなぜあるのだろう」大村 敦志 岩波書店2008/12
外交関係がいろいろ取沙汰されていますが、隣国との関係を考えていくうえでも貴重な一冊がこれです。
「魂の相克」 大島 裕史 講談社2012/02
スポーツにつきものの実況中継。こうした視点でスポーツを考えることも面白そうです。サッカー中継の名アナウンサーが綴っています。
「スポーツアナウンサー」山本 浩 岩波書店2015/10
最後に、シンプルな「絵本」を一冊。
教育学者ブルーナの著した、実に明快な本を、お子さんと一緒にいかがですか。
「すぽーつのほん」ディック ブルーナ 福音館書店2016/03
五輪のTV観戦に疲れたら?、ぜひ図書館に足を運んで、本で心を落ち着けてください。