羽後町立図書館ブログ

秋田県・羽後町にある町立図書館の活動を紹介します。

「東京」を読んでみませんか

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 明日7月17日は「東京の日」となっています。

 

 これは1863年のこの日に、江戸が「東京」と改称されたことを記念したものです。

 

 もちろん、日本の首都であり、世界有数の都市といえるわけですが、今ほど全世界から注目されている時は、数多くなかったかもしれません。

 言うまでもなく、オリンピック開催それもコロナ禍が収まらないなかで、どんなふうな姿を見せ、そしていかなる影響を与えるのか…。

 

 日本国民の多くも少なからず、いや非常に大きな関心を持っているはずです。

 

 

 そのことはさておき、「東京」とダイレクトに題をつけた歌はたくさんありますが、書籍は、というと検索してみても出てきませんでした。

 おそらく、何かの形で残っているようにも思うのですが…。

 

 しかし、書名の一部に「東京」とつく本は、本館だけでも129点ありました。

 小説からノンフィクション、研究資料等に広く分布しています。

 

 

 今日は小説をいくつか紹介してみます。

「東京、始まる」門井 慶喜  文藝春秋2020/02

  日本人初の建築家をモデルにした小説です。

 

「東京輪舞」月村 了衛  小学館2018/10

  これは警察小説好き、ミステリ好きには、面白い一冊かと思います。

 

「東京クルージング」伊集院 静   KADOKAWA2017/02

 人気作家による「出逢いと別れ」を描く物語です。

 

 

 そして、少し以前の小説ですが、秋田県出身のあの作家もこんなタイトルの本を出していました。

『東京・地震・たんぽぽ』  豊島 ミホ  集英社 2007/08

  大震災が起こる前に書かれた、書き下ろしの短編集でした。

 

  その他、ノンフィクションや新書など、東京をテーマにした書籍はたくさんあります。

 

  暮らしたことがあってもなくとも「東京」は、大きな存在です。

  自分の興味のわくところから、読んで考えてみませんか。