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★平成5年度を見ていきましょう。
5月号の表紙には、今はあまり見かけることがなくなったウグイ漁の写真がありました。
時代はどんどん発展していきましたが、まだ自然と密着した暮らしぶりが健在だったことを感じさせてくれます。
この年度の広報は「まちのわだい」と題されたコーナーが充実していました。
50年ぶりに「修学旅行」をした話題などは、当時の楽しさが伝わってくるようです。
この年、佐藤信淵を祭る神社が西馬音内に完成し、信淵まつりが行われたことも載っていました。
実は、この年の町の一番のニュースとされたのが「冷害」でした。
厳しい農政が続いていた時期、途方に暮れた方もいらっしゃったかもしれません。
あれから約30年が過ぎました。
さて、うご広報には、当時図書館に関する情報、宣伝も多く載っていました。
今は紙面の制限がきつくなって、なかなか載せていただけないのですが…
前年度の統計が載っていて、参考になりました。
30年前と現在を比較しますと、当然町の人口は減っているのですが、利用者は2倍以上、貸出冊数も2倍以上となっています。
蔵書数も同じように増えていますし、これは町が着実に文化面を大切にしてきた一つの証だと思います。
コロナ禍で制限はまだありますが、今後も着実に歩んでいきたいものです。
最後に、この年度に整備された施設等の写真を紹介しましょう。
明通地区の二つは、今は別利用されています。
道路状況も堅実に発展しているようです。