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ワタシの推し本シリーズ④
今、超のつくほど人気のある絵本作家の一冊を、委員の佐藤さんが紹介してくれました。
子どもより、「大人、それも子育て世代」の方々へ特にお薦めしたいそうです。
「欲がでました」(ヨシタケシンスケ 作)
何気に手に取ってペラペラとめくってしまった本です。
イラストと短い文章で、ゆる~く日常の風景が描かれています。
希望~実際にいいことがなくとも、幸せの予感さえあれば、どうにかやっていける。
ボクは~この世に100年位しかいないんだ。期間限定なんだよ。
日々生きていて~どこまでなら失敗してもいいですか。など小さな欲を、“クスッ”と笑わせ、“んー”と考えさせます。
タイトルは「欲」ですが、読んだ後、他の言葉に替えることもできるのではないでしょうか。
あなたは、どんな言葉を思いつくでしょうか
★★★図書館より★★★
この作家の作品はどれも、独特のタッチによる絵と、実に意味深いコトバにあふれています。
子どもも好きになりますが、大人の方がハマるかもしれません。
名作『りんごかもしれない』も含め二十数冊の絵本が本館にもあります。
その中から、育児世代へ向けて「育児エッセイ」であるこの一冊はどうでしょう。
『ヨチヨチ父』 ヨシタケシンスケ
書名のネーミングからして、そのセンスのよさがうかがわれますね。